さて、話は日常に戻ります。
月2のペースで利用していたお預かりルーム。
利用し始めたころは、何も問題なく過ごし、
“さては、私がいない場所ではお利口なのだな?”
“てことは、幼稚園入れば落ち着くかも?”
“多動のセン消えたかも!?”
と明るい思考が駆けめぐったのですが、
その思考とは裏腹に、
利用回数を増すごとに…問題行動が増えてきたーーー…!
・友達を叩く。
・危ないことを注意すると癇癪を起こす。
・泣き始めると30分くらい泣き止まない。
こんなことを、迎えに行くと必ず言われる…
あぁぁあぁぁぁーーー…
さようなら、私の明るい思考。
そかー。やっぱりこうなってしまうのか。
なんだか、先生たちも手を妬いているのがわかる。
思わず聞いてみる。
『専門家の先生に相談したほうがいいんでしょうか…』
すると先生はこう言ってくれました。
『キョウちゃんは、みんなと持っている引き出しが違うかもしれないね。もしかしたら、幼稚園や小学校に入ってから、キョウちゃんは怒られる対象になってしまうかもしれない。それはとても可哀想よね。もし、専門家の先生に相談することで、いい対応を教えてもらえるかもしれない。そしたら、キョウちゃんも、それにお母さんもラクになるんじゃないかな。』
すとん。
私のなかで、何かが落ちた。
町の保健師さんから言われた内容は同じなのに、
先生からの言葉はすごく心にしみて、すんなり私のなかに入っていった。
そっか。そうだよね。
キョウタのために。私のために。
今まで張っていた意地のようなものがなくなった。
”専門家の先生に相談“
レッテルを貼られるのではないかと、勝手にビビり、その壁をなかなか乗り越えられなかったけど、託児所ルームの先生のおかげで乗り越えられた。
これが、キョウタ育児の分岐点となった、今でも感謝感謝の出来事です。
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コメント
コメント一覧 (5)
はじめまして!
コメントありがとうございます。
いい言葉、いただいたんですね。
目からウロコな気持ち、
すごくすごくわかります。
ラム*カナ
がしました
来年度年少なので今年は療育へ通ってます。
私も小児科医に初めて言われた時には納得出来なくて困惑しました。
なんせ保健師も一時保育の保育士にも何も言われた事が無かったので。
医療系の仕事をしていたママ友に、
「子供の将来のため。子供が生きづらくないようにするために、療育どう?」
と勧められました。
目からウロコが落ちた瞬間でした。
療育へ行って納得でした。
ウチの息子は普通じゃないんだ…と。
程度としては軽いほうだと思います。
お遊戯・手遊び、全然しないです(笑)
最初の頃は遊戯室から飛び出します。
夢中になると順番待ちが出来ません。
先日児童館で割込みを私に止められ、
癇癪・パニックで大騒ぎしました。
偶然このブログを見つけて、
とても共感できることが多くて、
思わず書き込みした次第です。
続きも読ませていただきます。
ラム*カナ
がしました
コメントありがとうございます。
あの先生との出会いがなかったら、
発達障害に対する考え方が固いままで、
今でもつらい思いをしていたかもしれません。
今でも感謝感謝です。
ありがとうございます。
ラム*カナ
がしました
私は、大学卒業後に幼稚園で働いていましたが、婦人科系の病気で幼稚園で働く事が出来なくなり、泣く泣く辞めました。
預かり保育の先生。素敵な先生に出会えましたね。
先生の愛のある言葉。心に染みました。
幼稚園の先生をしている時、発達障害の疑いのある子はいましたが、受け止めるお母さんの気持ちを考えるとなかなか伝えられませんでした。
保健師の先生は、毎日たくさんの子供達を見て、発達障害の疑いがある場合は心苦しくても伝えなくてはならない。お母様の気持ちは分かるから、敢えて冷静に何でも無いように伝えたのかもしれないですね。(言い方もありますが)
何かが【普通】に出来ない子も、やり方を変えたり時間をかければ出来るようになる。
何かが出来なくても、他の事が凄く上手。
私は、個性だと思ってどんな子も愛してきました。
専門家に相談すれば、お母様の悩みも、子供自身のイライラも解決の糸口が見えるかもしれないと思いつつ、うまく伝えられていたか、今でも考えます。
今は仕事ではないのですが、子供と接する事が多いので、これからもお邪魔させて下さい。
ラム*カナ
がしました
イヤイヤ期真っ盛りです
働いてもいるので、毎晩ぐったりです
それにしても素敵な先生と出会えましたね
読みながら鳥肌がたってしまいました
お裾分けありがとうございました
ラム*カナ
がしました